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2023ニューモデル”グランツーリズモ SLR”

やっと発表できる時が!!!!!来ました。
“グランツーリズモSLR”
エンデュランスカテゴリ:チェント10 NDRの後継機です。
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上のマットブラックに加えレッド、シルバーの計3カラーラインナップです。
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最大のトピックスはなんといっても第2世代にバージョンアップされたダンパー機構“アクティフレックス2.0”
グランツーリズモ SLRはまずシートステー(間にはブリッジ設置)がシートチューブと交わることなく横断しています。
そしてトップチューブと交わる部分に新型アクティフレックス2.0が配置されています。
フレームの造形はラピエールのゼリウス、アクティフレックス2.0の配置はトレックのMTB:スーパーキャリバーに似ていますね。
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また、アクティフレックス2.0は見た目は大型化されているような???(画像での判断なので実際はサンプルが届くまでのお楽しみですが・・・)
更に今回はシールドベアリングが計4個採用されています。(前作は軽量化のためかベアリングは採用されておらず)
それでいて公称値のフレーム重量が90g軽量化(アクティフレックス部のみで-20g)されているのでサンプル品が待ち遠しいです!!(グランツーリズモ SLR:1100g、チェント10 NDR:1190g)
なお縦方向に5mmストロークする設計になっています。

ちなみにチェント10 NDRのアクティフレックスはシートステートとシートチューブが交わる部分に配置されていました。
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当時のフラグシップエアロロード:チェント10 Proをベースに、パリ・ルーベなどのクラシックレース用に開発されたチェント10 NDR。
悪路でのリアタイヤのトラクション性能には非常に驚き感動したので、この新型モデルも非常に気になります。
早く届け~~!!!

と10月にこの記事を書いていたら急遽発表が12月末に延期。そして突然12月中旬に変更。
これぞイタリア人クオリティー!!(ちなみにいつものことです。しかも事前連絡なしで、たまたま本社と別件で連絡していて知ったという流れ)
結果的にフレームサンプルと発表のタイミングが同じタイミングになりました。
何とか時間を作って、ばらして観察したいのでまた紹介します~。

〈余談〉
他にも細かい特徴を以下に記載しておきます~。
・ディスクブレーキ専用フレーム(前作のディスク・リムブレーキコンパーチブルシステムは廃止)
・2x、1x選択可能(レイブ SLRと同様フロントディレイラー台座が取り外し可能で、仕様に応じてプレートをネジ止め)
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・Maxタイヤサイズ:30C(オフィシャルでは32C記載ですが、そのサイズは現物合わせをしたほうが無難です。なんせイタリア人ですから・・・)
・電動変速専用
・シートポストはフィランテ SLRと同タイプ(フレームもフィランテの設計を模しているらしいです)、ゼロバー付属


〈ふと思ったこと〉
「レイブ SLRとキャラかぶってね?」
どちらも悪路を想定したモデル。
ジオメトリーを見るとグラベルレース用のレイブ SLRのスタックは他ロードバイクとほぼ同じ、チェーンステーを長くヘッド角を寝かせてハンドリングの安定性(他にもホイールベースとタイヤクリアランスの確保)を重視したガチのオフロードを想定。
ちなみにMaxタイヤサイズは1x仕様で42mm。(2x仕様で36mm。これはFDが干渉するため)
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一方のグランツーリズモ SLRのジオメトリーはスタック(とヘッドチューブ長)が高く、シート角が寝てる。
シート角はアクティフレックス2.0が関係しているのかなと推察します。
アクティフレックス2.0で悪路もある程度はクリアできるでしょうが、Maxのタイヤサイズは1x仕様でも30C。
このタイヤサイズの差はシートステーのブリッジの位置とチェーンステー長が大きいでしょう。
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タイヤ(ホイール)を換装することで遊びのフィールドを広げることが可能なレイブ SLR、ロードバイク本来の機敏な走行性能とある程度の悪路走破性を融合させたグランツーリズモ SLR。

うーーん、やはり性能だけではどちらの購入を決めるかは難しい。



ちなみに新年に別モデルでニューカラー(プレミアムカラー)が発表されますのでお楽しみに!!!























服部産業株式会社
by hattorisports4 | 2022-12-16 12:00 | ウィリエール・トリエスティーナ
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