“Vバー” ![]() ![]() ![]() ![]() 大きな特徴としては2つ ①ゼロバーより軽量 ②トレンドを取り入れたフレア形状 ゼロバーは338.5g、Vバーは310gで28.5gの軽量化です。 フレア形状は片側につき上側と比べて下側は15mm広がっています(計30mm下側が広がっています) フレア形状も少し独特で正面から見たときに途中でグイっと広がっています。 ぜひとも試したい!! ![]() Vバーのジオメトリー表 リーチは100-370で68mmなので相変わらずショートリーチ設計になっています。 ショートリーチなので場合によってはワンサイズ長いステムが選べるのでありがたいです。 ドロップも浅いのでスペーサーも削減できるかもしれないです。 ![]() クランプ部分も大きく変更されておりセンターに硬質ゴムのようなものが備わっています。 ボルトの露出が減るので汗などでの劣化や汚れが溜まるのを防げそうです。 現時点で気になるのはステム部上にコラムスペーサーを積めるかどうかです。 ステアリングコラムはトラディショナルサイズなので市販のコラムスペーサーとトップキャップが使用可能ですが コラムスペーサーとVバーの接触箇所の形状が成否を分けます。 まぁ、ここも実際に届いてからですね。 ゼロバーもフィランテバーも上にコラムスペーサーを積むことは可能なので大丈夫だとは思いますが・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() ガーミンマウントも新型になっています。 ハンドル内部にマウントを差し込んでステム部下からねじ止めという構造で、仕様しない場合はゴムキャップで穴を塞ぐようになっています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 続いては今年から完成車にアッセンブルされるMiche(ミケ)のKLEOS(クレオス) RDホイールについての紹介です。 そもそもミケとは何なのか? ![]() ![]() 1919年に“Ciclo Piave”という名前で自転車の製造からスタートした、100年以上の歴史があるイタリアの自転車パーツ・コンポーネントブランドです。 1921年にはオートバイの製造も開始して1986年にミケというブランドを立ち上げました。 会社はイタリア北部のピナレロ創業の地で有名なトレヴィーゾから更に北の地にあります。 ミケとは創業家のミケリン一族が由来です。このミケリンという名前は国際的に「ミシェラン(Michelin)」と発音するらしく、超ビッグブランドのミシュランタイヤと 協議をした経緯があるらしいです。 ![]() ![]() そのミケを2022年にウィリエールが買収し子会社化しました。 目的はパッケージでの製品開発。 フレームセット+シートポスト+ハンドルそしてホイールを1つのパッケージとして開発することが主流になってきております。 スペシャライズド/ロヴァール、トレック/ボントレガー、キャノンデール/ホログラム、サーヴェロ/リザーブ、ジャイアント/カデックス etc・・・。 まぁ、フレームセット+αでの開発は行きつくところまで行きついたのでしょう。 世界最高のバイクを作るために自社開発や新興ブランドではなく、同じイタリアの地で育ってきたミケを選択しました。 クレオスは古代ギリシア語で「栄光の状態」を意味します。 クレオスはウィリエールが買収してから注力して開発した第二世代(先代モデルはSLK42KC)ホイールです。 ノーマルグレードの“クレオス”、Race Division(レース部門)の頭文字が当てが割れた最上位グレード“クレオスRD”があります。 (エントリーグレードには“RE-ACT”があり、新生ミケの最新カーボンホイールラインナップは3グレード) ハイトは36mm、50mm、62mmの3ラインナップ。 ![]() ![]() ![]() RDグレードはベアリングはセラミックスピード社のセラミックベアリングを標準搭載し、フロントのローター側はフランジサイズが大きいため「Aero Blade」と呼ばれるシールドを取り付け乱流を抑制します。 リムは東レのT700・T1000カーボンを使い、ストレートプルのダブルバテッド/ステンレススチールスポーク、ニップルはエクスターナル・リムはフックドタイプを採用し整備性・トラブル防止を重視しています。 重量は 36mm:1390g(リム内幅21mm、チューブレディーリムは+20g) 50mm:1450g(リム内幅21mm、チューブレディーリムは+20g) 62mm:1560g(リム内幅23mm、チューブレディーリムは+20g) ![]() ![]() ![]() ![]() 後日シクロワイアードさんでもレビュー記事が掲載予定なのでお楽しみに!! まだ前モデルしか使ったことはありませんが、個人的な印象では良くも悪くも主張の少ないホイールです。 超高剛性ではないがフニャフニャでもなく気持ちよく進むし下からの突き上げもマイルド、軽さもずば抜けたものはないが横風への安定感がある といった印象です。 フレームの特性に淀みを加えずに静かに更なる高みへ上げてくれるような印象です。 ウィリエールのフレームの作り方から考えて、この辺りのコンセプトは変えてこないかとは思います。 新型ヴェルティカーレ SLRはスーパーライトウェイトバイクなので完成車では一番軽量な36mmタイプをアッセンブルします。 そんなヴェルティカーレSLRの価格は フレームセット(Vバー付属) ¥950,000(税込¥1,045,000) アルテグラDISC DI2/KLEOS RD36 ¥1,495,000(税込¥1,644,500) デュラエースDISC DI2/KLEOS RD36 ¥1,660,000(税込¥1,826,000) FDJカラーとグリーン(アスタナカラー)の受注発注カラーはアップチャージ料 ¥200,000(税込¥220,000)が発生します。 ヴェルティカーレ SLRの納期はデュラエース完成車が一番早く初回は8-9月入荷、そのほかの仕様は予定通り進めば早くて年末かなと言ったところです(6/7時点) サイズやカラー、最新納期の情報は販売店へお問い合わせください。 Youtubeでもショート動画をアップしています。 そんな上手な動画ではないのでご了承ください。 プロトタイプを撮影したものなので仕様変更する可能性もありますので参考程度にご覧ください。
by hattorisports4
| 2024-06-25 23:03
| ウィリエール・トリエスティーナ
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