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TPUチューブに対応したパンク修理パッチ②

経過観察が一通り完了しました。

結果としてはシールタイプは全滅でした。
早いものでは翌日くらいでプシューし始め、「大丈夫だな」と思っていた個体でもゴールデンウィーク明けにはペッタンコでした。
まぁ、ブチル用のシールタイプでも修理成功率は高くないので過信はできなさそうですね。


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一方のゴムのりタイプ(ゴムのりを使用しなければブチルチューブにも使用可能)は全てのTPUチューブにしっかりと貼りつき穴を塞いでくれました。
ブチルチューブも問題なしでした。


【余談】
エアーの出し入れ(チューブが丸まる程度)を繰り返しているととあるTPUチューブがこんなことに・・・。
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実はこれ初見ではなくアリスンのTPUチューブでも第2ロットくらいの時に多く発生していました。
(昔は某超軽量ブチルチューブでもよく見た症例です)
私はこれをスイカの赤ちゃん現象と勝手に呼んでいますが・・・。

原因は生地厚みの不均一さでしょう。
厚みの不均一があっても実際はリムとタイヤに挟まれるので基本的には問題ないのかもしれないですが気持ちよく販売できないですよね・・・。
もちろんアリスンは全数検査してろち、その工程の一つとして少量のエアーを入れて経過観察し問題ないもののみ出荷しているので問題はありません。
第2ロット時に結構な発生率だったのでメーカー側に改善を要求すると次回ロットからはほぼ発生しなくなりました。
このフィードバックの速さは流石アリスンです。


by hattorisports4 | 2025-06-03 16:58 | 平ぱ~兄さん日記
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