人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アリスン初のチューブレスレディータイヤ③

インストール編

ストームR1 TLRを触った第一印象ではサイドが少々厚めなのかしっかりとした印象を受けます。
ここ一年でしなやかな有名ブランドV社とP社のTLRを使ってきまして、どちらもサイドは非常に薄く、インストールも比較的楽でした。

なので「インストールするの大変そうだな~」と気が滅入っていたのですが、基本を忠実にこなしていけば意外にもすんなりリム内に納めれました。
ビードもコンプレッサーで一気に圧をかけて一発でハマり一安心。


実走編

体重が85kgほどあるのでひとまず5.0barで走ってみました。
使用するホイール:クレオスRDのリム幅は21mmでメーカー表記28mmの実測タイヤ幅は29.5mm。
(比較対象は個人的にお気に入りのP社のフラッグシップモデルでメーカー表記30mmの実測タイヤ幅は31.6mm)
アリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_15580972.jpg

第一印象は”固い”。
クリンチャーよりは明らかに路面からの突き上げが減少していますが、P社の方が乗りやすくて楽しいな~。

そこで4.0bar(MAXは6.5bar)で後日同じホームコースを走ってみました。
まぁ空気を入れるのが面倒くさくて数日放置、そのまま走って帰ってきた時に空気圧を測った数値が4.0barだっただけなのですが・・・。
そんな意識していない状況でも「なんか今日はえらい乗りやすいな~」と感じるほど劇的な変化が。
(同じホイールに装着した比較タイヤと会社周りで乗り比べてみるとほんのわずかにP社の方が乗り心地は良いかな???)
それでいて低圧時特有にあるタイヤのヨレは感じられず非常に加速が良く非常にレーシー!!
特にコーナーのライン保持・立ち上がりが非常に機敏でスパッ!!と気持ちいいハンドリング。
これはサイドがしっかりしているのが起因でしょう。
試しにもう一度近所の激坂でもがいてみましたが、自転車全体の一体感が凄くて乗りやすいレーシングバイクになりました。

グリップ力も抜群で、下りのハンプが連続しているエリアでリアのみハードブレーキングしてみましたがスリップすることはなかったです。
(施工直後のツルツルピカピカアスファルトの下りでハードブレーキングした際は「キィーーーーー」とタイヤが目の覚める音を鳴らしながら滑りましたが・・・)

最終テストでは暴風雨の志賀高原ロングライドイベントを走りましたが不安は一切なく、ダウンヒルでもスピードの伸びも良好で転がり抵抗の低さを十二分に体感できました。
アリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_15065693.jpgアリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_15092700.jpg

【驚異の走行性能、新型レーシングタイヤ!】

【コーナリングも思わず息をのむ速さ!】

【安心のグリップ性能、どんな状況でも頼もしい相棒】

当初は「ん~?」と思っていましたが、製品の良さを見出すことができたので取り扱いを決定!!
ラインナップは28mm(28-622、約280g)と30mm(30-622、約300g)の2ラインナップ。
価格は¥5,800(税込¥6,380)
アリスンタイヤでは史上最高額ですが、市場では圧倒的なコスパです。

フックレスリム対応とのことですが、特別デリケートな部分なのでメーカー側に確認中。
開発にあたりジャイアントホイールでテストし、中国のプロチームがジップ353 NSWで使用しているとのことです。
28mm/30mmタイヤ共に最大内リム幅は23mm推奨ですが、30mmタイヤは25mmでも使用可能とのこと。

入荷は予定通り進めば9月くらいでしょうか?
アリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_11452375.jpg


【余談】
台北ショーでもらってきたシーラント剤も同時テストしています。
リアにド定番のスタンズ、フロントに新シーラント剤を入れてみました。
アリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_15580854.jpg
アリスン初のチューブレスレディータイヤ③_d0396583_15580924.jpg

新シーラント剤はラテックスフリーでソコソコ粘度が高いので揮発するスピードは遅いでしょう。
バルブコアを取り外せば注入も可能なので作業が楽です。
また刺激臭がなくほぼ無臭なので作業が楽だったのも高評価です。
環境配慮型のシーラント剤、結果は如何ほど??









by hattorisports4 | 2025-06-11 10:08 | 平ぱ~兄さん日記
<< アリスン初のチューブレスレディ... ウィリエールの新型バイク202... >>