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ヴェルティカーレ SLRのカスタムカラーオーダー開始!!

ちょっと意外でした。
これまでだと新型バイクが発表されて1年~2年ほどしてカスタムカラーオーダー(インフィニタメンテ)が開始されていましたが
今回は半年という異例のスピードです。
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今回のトピックスはアスタナ・カザフスタンカラーで大人気となった大理石調の模様をベースとしてカラーチョイスが可能に。
今まではラメ入り・グロス・マットをベースにしたカラーしか選択できませんでした。

また、この画像のサンプルカラーが非常に素敵ですね。
この独特なカラーチョイスでここまで洗練された仕上げは、少なくとも私には絶対に無理。
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お問い合わせもそれなりにあったので期間限定でこのカラーの受注を受け付けています。
価格や納期はお近くの販売店までお問い合わせください。


〈補足〉
「もっと自分好みのカラーにカスタマイズしたい」などももちろん可能ですので以下のリンク先から作成してみてください。
カラーデータをダウンロードしていただき販売店経由で注文いただきイタリアに発注という形になります。
ただし、イタリア人が受注データを元にイタリア人マエストロがペイントするというのが非常にミソ(意味深)になるのですが・・・。
https://www.wilier.com/en/infinitamente/verticale-slr








# by hattorisports4 | 2025-01-20 14:42

新型アルミディスクオールロード “ブレンタ”

遂にウィリエールにもアルミのオールロードが誕生です。
ブレンタ
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久々に日本オリジナル企画の新型モデルです。
レーシンググラベル(グラベルもロードレースもこなせちゃうカテゴリー)のレイブ SLRのDNAを受け継いだ入門機を作りたい!!という構想からスタートしました。
そこから完成するまで約3年かかりました(その際おきたトラブル記事はこちら)
当初はモデル名も「レイブ AL」という案をウィリエールに提案しましたが様々な事情があり却下され最終的にウィリエールに縁のある「ブレンタ」に決定しました。
ブレンタとはイタリア北部に流れる川でウィリエール創業の地:バッサーノデルグラッパも経由している縁の深い名前なのです。
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ちなみにカーボンモデルのガルダはイタリア最大の湖:ガルダ湖が由来です。

カラーはブラック/ホワイト(画像はSサイズ)、ブラック/イエロー(画像はXSサイズ)、ブラック/ブルー(画像はXXSサイズ)の3カラーです。
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フレームサイズはXXSからXS, S , M, L, XLと6サイズ展開。
(ジオメトリー表のバイク画像は他モデルなのでご注意ください)
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このバイクの最大の特徴はタイヤクリアランス。
なんと40mmまで対応します。
それでいてチェーンステーは427mmとアルミフレームとしてはグラベルバイクより短く、純ロードよりは長くなっています。
俊敏性を求めるため、最初は現在より10mmほど長くて「短くしてくれ~」とオーダーしました。
「タイヤクリアランスは少し狭くなってもいいからもっと短く!!」と更にオーダーしましたが「これ以上は設計上無理!!」と言われてしまいました。
というのもBB付近のチェーンステーに補強のブリッジが入っているのでそれが関係しているかと。
40mmまで対応していて427mmのチェーンステー長はアルミバイクとしてはなかなかに良いバランスがとれたんじゃないかと考えています。


カタログ完成車はロードバイクの軽快な走りを優先した28mmサイズのタイヤをアッセンブルしています。
これを
「街中を走るからスピードよりも安定感を優先させたい」
「近所に未舗装路がいっぱいあって冒険に行ってみたい」
など用途に応じて幅広いカスタマイズが可能となっております。
ちなみに
・ブラック/ホワイトにはミシュラン・POWER ADVENTURE TLR36mm
・ブラック/イエローにはパナレーサー・GRAVEL KING 38mm
・ブラック/ブルーにはアリスン・ALLURE 28mm(カタログ標準スペック完成車)
をアッセンブルして撮影しました。
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フレーム重量は1540g、フォーク重量は445g。
正直言って決して軽量ではなく、リムブレーキモデルのモンテ4の方が圧倒的に軽量です。
XSサイズのブレンタは1510g、一方でモンテ4のXSサイズは1307g。
フレームだけで200gも差があります。
ただモンテ4は軽量ですがタイヤクリアランスは25mmです。
リムブレーキはキャリパーブレーキの特性上これ以上はクリアランスが広げれなく、ディスクブレーキは自由な設計が可能になりました。
個人的にはディスクブレーキシステムはブレーキの性能うんぬんよりタイヤサイズの拡張が一番大きく重要なトピックだと思っています。
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ロードバイク本来の軽い走りが持ち味のレーシーなコストパフォーマンスに優れたバイクが欲しい方はモンテ4。
リムブレーキの開発は終焉を迎えていますが、逆に言えばリムブレーキは開発しつくされた完成の域に達したシステムです。
主な消耗品パーツはシマノもしばらくは供給してくれるはずです。




最新のディスクブレーキシステムを搭載し用途に合わせたタイヤサイズのチョイスが魅力のコストパフォーマンスに優れたブレンタ。
・タイヤクリアランスが大きい→タイヤサイズのみならずカラーリングやトレッドパターンも選択肢が広がる

・フロントディレーラーはバンドで固定するタイプなので1xで組んだ時もスタイリッシュな外観に(これはモンテ4も共通)

・ヘッドチューブ周りのケーブル類は外装式→ハンドリングが軽い
                     ホース類のダメージが少ないのでメンテナンス頻度が少なくなりやすい
                     ステムなど汎用規格なので好きなパーツにアップグレードしやすい
                     ダウンチューブ部は内装式なので外観にも注力
・注意点としてDi2には対応していません。

バイクに何に重点を置いて選ぶかは千差万別なので目的にあったバイクをお求めください~。



<余談>
「入門機でもより精度の高いバイクを提供したい!」との思いからディスクブレーキの取り付け部分の台座を切削する40万円ほどするイタリア製工具を取り寄せ中。
(せっかくなので全モデルにも使えるようにカーボン用の替え刃も購入)


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比較的入手しやすく少し安価のメジャーな某ブランドは個人的に大嫌いなので却下・・・。
あそこの製品が評価されているのが一切理解できません。

更にボトムブラケットはねじ切りのJISタイプなのでタップとフェイスカットを行ったうえでパーツを取り付けていきます。



# by hattorisports4 | 2025-01-14 14:17 | ウィリエール・トリエスティーナ

ミケ:クレオスRDホイールのチームカラー

ウィリエール傘下のパーツブランド:ミケが2025シーズンからワールドチームのグルパマFDJへホイールスポンサーすることが決定しました。
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使用するホイールはフラッグシップモデルのクレオスRD(Racing Division)シリーズ。
100年以上会社を巨大化させずに細々ながらもプライドと誇りを持って自分たちの作りたいものを作り続けてきた町工場的なブランドが
世界に羽ばたくために約2年の月日を費やして開発したホイールです。

そのようホイールをベースとしてリムのロゴをクロームカラー、ハブはポリッシュカラーに変更しています。
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更にリムハイトが表記されたスペシャルデカールが追加されそれに接する2本のスポークのみシルバースポークでアッセンブルされています。
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価格はノーマルカラーと同様で税込¥404,800。
36mmハイトと50mmハイトのみ入荷予定で時期は2025年4月ころを予定しています。


・簡易スペック
重量:1410g(36mm)、1470g(50mm)
リム素材:東レT1000/T700 UDカーボン
セラミックスピード製セラミックベアリング搭載
リム内幅:21mm(25mm-35mm)
チューブレスレディ対応
Made in Italy.(リム以外)
Assembled in Italy.





# by hattorisports4 | 2025-01-06 10:47 | ウィリエール・トリエスティーナ

プロトタイプの新作タイヤ①

今年の春にチラリと聞いていた新作タイヤのプロトタイプが送られてきました。
モデル名はストームR1
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パッケージ横には昨年末からスポンサー契約したプロサッカーチーム:アーセナルのロゴが。
執筆時にプレミアリーグランキングを見るとなんと3位!!
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いきなり話が少し脱線しましたが、ストームR1はヴィテスC2ウルトラの上位互換の新たなハイエンドモデルです。
今回最大のトピックスはTPI値。
ストームR1は330TPIと非常に高い数値になっています。
(厳密にはコンチネンタルと同様の110TPIのケーシング生地を3層に重ねた構造になっています)
これまはヴィテスC2ウルトラの120TPIがMAX値だったので大幅な違いが生まれます。
実際パッケージから出した瞬間にタイヤのしなやかさを体感できるほどでした。
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パッケージスペックは有名ブランドのハイエンドタイヤに匹敵するまでになりましたが実装性能が今一つだったら話になりません。
そこで知り合いの実業団レーサーに28Cタイプを使用していただいて自信をもって販売できるポテンシャルを持っているかをテストしてもらいます。
ドキドキ・・・。

私も通勤号に25Cタイプをつけてしばらくテストしてみます。
休日号は全てチューブラーホイールなので使えないのが痛い・・・。
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トレッドパターンも刷新されています。
どこまで効果があるのかは疑問ですが、印象的にはコンチネンタルを感じました。
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装着直後にほんの少し走ってみましたが、やはりだいぶ乗り心地がようくなった印象です。
リム幅が15mmなので実測タイヤ幅が23mmも考慮すれば非常に優秀ではないでしょうか。
加速感も軽やかで特に不満は感じませんでした。
今後に期待です・・・。

〈余談〉
このモデルにはTLRモデルとクリンチャーモデルがラインナップ予定となっております。
TLRにはブラック・ブラウンの2カラー展開、クリンチャーにはブラック・オレンジ・イエローの3カラー展開が予定されています。
TLRモデルやカラータイヤはコンパウンドの開発中により、今回のプロトタイプはクリンチャーモデルのブラックのみ送っていただきました。

ちなみにプライスは仕入れ値が判明していないですが海外のプライスを調べるとTLRモデルでも¥7,000前後の値段になりそうな予感・・・???

# by hattorisports4 | 2024-12-26 16:20 | 平ぱ~兄さん日記

フィランテ SLR カヴェンディッシュ・リミテッド 2024 ファイナル 初入荷

今年のツールドフランスで通算35勝の歴史的記録を達成したフィランテ SLRのカヴェンディッシュ・リミテッド 2024 ファイナルが初入荷しました。
フィランテ SLR カヴェンディッシュ・リミテッド 2024 ファイナル 初入荷_d0396583_15435283.jpgフィランテ SLR カヴェンディッシュ・リミテッド 2024 ファイナル 初入荷_d0396583_15455935.jpg

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実物で気づいた点としてはブラックの部分にはラメが散りばめられていて、さらにはグラデーションでブラック→クリア(要するにカーボン地)となっており一台一台微妙に個性が異なっていました。
更には、フォークエンド付近には「ヴェンディッシュ」のロゴが入っているではないですか!!
昨年カラーは実際に本人が乗っている個体しか描かれていませんでした。
(その際に聞いた話ではアイドルであるヴェンディッシュの名前には超巨額なスポンサー料が発生するため描かれなかったと聞いています。)


なお、基本リミテッドカラーは完全受注発注で在庫を持ちませんがヴェンディッシュに敬意を少しでも表そうということで、2023カラーと2024カラーをごく若干数国内に在庫することになっております。入荷はもう少しかかりますが、気になる方はウィリエール販売店へお問い合わせください。
https://wilier-jpn.com/dealers/

# by hattorisports4 | 2024-12-25 15:58 | ウィリエール・トリエスティーナ